イニストラード新メカニズム:両面カードのルール
載せおえた後に公式が日本語に対応した・・・だと

http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/157b

本文が日本語訳されてないし、軽く調べた程度だけど他のDNとかでもやってなさそうなのでやります。ルールに関する事なので微妙なニュアンスで挙動が全然違ったりしてきてしまうので、訳した内容を鵜呑みにせずいずれ出る日本語公式FAQを参照してください

なお、一応全ての項目を載せはしますが(両面カードの概要、両面カードをデッキに入れる、変身)の3つに関しては公式の別のページで日本語訳が載ってますのでそちらを転載します。新規訳の項目にはマークを入れておきます。

では行きます。

・《両面カードのルール》
このページでは《両面カード/double-faced cards》の詳細について用いるつもりだ。イニストラードのメカニズム(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/157a)の基本項目で抑えた部分のおさらいもするつもりだ。今貴方が基本を見てから、こちらのページに飛んだのであれば丁度同じ内容の補完をする事になるだろう。

今まで100億枚ものマジックのカードが印刷されてきた、そして今まで、一つの共通点が有った:それはカードの裏面だ。だが、もうそれは今日までだ。今回が初めてとなる、イニストラードで《両面カード/double-faced cards》というものが登場する。

(混乱したかい?《変身/Transform》ボタンを押して御覧!)

この文章項目ではどうやって《両面カード/double-faced cards》が機能するか見ていく事になる。こちらで提示される情報が全てを網羅しているわけではない、もしかしたらイニストラードの発売と共に更新されるComprehensive RulesやTournament Rulesでルールが拡張される事で驚く事になるかもしれない。もし疑問に思った内容がここの項目で「解」が載っていない場合、イニストラードFAQで詳細を見る機会が得られるだろう。

・《両面カードの概要/Double-Faced Cards in General》
両面カードは、ご想像の通り、両面が表です。いわゆる普通のマジックの裏面はありません。その正面とは、太陽のシンボルとマナ・コストが記されている側で、こちらが基準となる面です。両面カードは、つねに正面を表にして戦場に出ます。これは、そのカードが唱えられてスタックから出る場合や、それ以外の、例えば(《ゾンビ化》等により)墓地から出る場合においてもそうなります。

両面カードの背面には月のシンボルがあり、マナ・コストが無く、その色を示す色指標――タイプ行上の点――があります。両面カードの両方の面は同じ色であることがほとんどですが、そうでない場合もあります。背面の特性は、そのカードが戦場にあり、背面が表になっている状態でのみ参照されます。それ以外では、正面の特性のみが参照されます。(例えば、デッキ内の《ガツタフの羊飼い》の点数で見たマナ・コストは2です。0ではありません。)

各両面カードには、それを変身させる能力が少なくとも1つあります。両面カードを変身させる場合、それを裏返し、もう一方の面を表にします。

・《両面カードをデッキに入れる/Putting Double-Faced Cards in Your Deck》
両面カードをデッキに入れる場合、選択肢は2つあります。多くのプレイヤーが行うように、デッキの全てを不透明のスリーブに入れるか、あるいは多くのイニストラードのパックに入っているチェックリストをしようするかです。チェックリストを使ってデッキ内の両面カードを使用する場合、デッキ内のすべての両面カードでチェックリストを使う必要があります。

スリーブを使う場合、話は簡単です。両面カードを正面が見えるようにスリーブに入れ、変身する場合はスリーブから出してください。(その上でスリーブに戻してもいいですが、戦場から離れたら元に戻してください。)

チェックリストは通常のマジックの背面で、表面はこうなっています。

チェックリストカードを使う場合、両面カードを脇にのけ、各チェックリストのその両面カードのカード名の脇に印をつけます。(チェックリストの裏に透けない筆記用具を使ってください。また、チェックリストには1つのカードのみに印をつけてください。)

チェックリストは、そのカードがライブラリーや手札、追放領域に裏向きに置かれている場合に使用し、両面カードはそれがスタックや戦場や墓地、追放領域に表向きに置かれている場合に使用します。

《両面カードをドラフトする場合/Drafting with Double-Faced Cards》
当然その独特な本質上、《両面カード/double-faced cards》は他のカード達とは違いブースタードラフトでは一目瞭然になってしまいます。

ブースタードラフトのピックの間、《両面カード/double-faced cards》は公開情報であり両面カードを公開しておくか隠して秘密しておくかに対してペナルティーを課せられる事はありません。ドラフト中プレイヤーはカードのいずれかの面を露わにして他のプレイヤーに公開しながらやっても構いません。もしプレイヤーが両面カードの情報を隠す事を望むのであればその為の手段を取ってもかまいません。(訳注:肝心なその方法とか書いてないんだけど…スリーブに入れて廻すとか?それでも最低限変身カードである事は分かっちゃうんだけどね。パック剥いた段階で全てのカードをスリーブに入れるとかナンセンスだし。)だが秘匿する事は強制されているわけではありません。なにはともあれ、プレイヤー達がドラフトしてる最中は席に着いたまま行わなくてはいけません。

過去に、マジックで片面にしか印刷されていなかった時代ではピック中のカードは公開情報ではなかった為、情報を公開、または公開しようと試みようとした場合ペナルティーが課せられていました。

イニストラードがリリース後では、プレイヤー達はピックしたカードを好きな順番に束をまとめて良いのです。この事実は全てのカードに適用され、ピックした両面カード以外にもこれからピックする両面カードを含むカードの束にも適用されます。もし望むのであれば、プレイヤーはピックしたカードの束の一番上のカードを基本地形やチェックリストカード(トークン枠のカード)にしてその下に両面をカードを隠しても良いのです。

・《変身/Transforming》
両面カードが変身した後でも、それは同じカードです。したがって、そのカードにつけられているオーラ、置かれているカウンター、その他の効果はそのまま残ります(両面カードの特性が変わって、オーラが適正につけられない場合は別です)。

“変身させる”という表記は、現在の面がどちらであるかに関わらず適用されます。言い換えれば、《ガツタフの羊飼い》を変身させれば《ガツタフの咆哮者》になり、《ガツタフの咆哮者》を変身させれば《ガツタフの羊飼い》になります。

イニストラードのすべての狼男は、《ガツタフの羊飼い》や《ガツタフの咆哮者》と同じ変身の条件を持っています。しかし、両面カードはすべて狼男という訳ではなく、すべての両面カードが双方へ変身する訳ではありません。例えば、《ルーデヴィックの実験材料》を見てみましょう。

・《両面カードとコピー効果の作用/Double-Faced Cards and Copy Effects》
いくつかのルールの中でもっとも理解しにくく相互作用で複雑になるのは《両面カード/double-faced cards》とコピー効果で、《クローン/Clone(M11)》や《鏡編み/Mirrorweave(SHM)》等のカードが該当します。

もし何かしらの効果で《両面カード/double-faced cards》をコピーする場合、コピーするのは今表として見えている特性の方だけで。もう片方の特性はコピーしません。

《変身》が適用されるのはあくまでも両面印刷されている《両面カード/double-faced cards》だけです。もしトークン又はマジックの通常の裏面を持つカードが《変身》しようとしても、その代わりに実際はなにも起こりません。例えそのトークンや通常の裏面を持つカードが《両面カード/double-faced cards》のコピーで片面の特性を持っていたとしても、《変身》する事は出来ません。

もし《両面カード/double-faced cards》自体がコピー効果で他のカードになった場合、そのコピーした特性が上書きされ、コピー効果が持続する限り続きます。たとえその後《変身》したとしてもコピーした特性が優先されます。《両面カード/double-faced cards》が別の《変身》効果を持つカードのコピーになった場合、実際の《変身》は作用します。なぜなら元となったカードが両面印刷をされているカードで《変身》可能だからです。だけど依然《変身》後その特性はコピーしたカードを優先します。この事実は片面しか特性をコピーできなかったのでもう片方の特性は持たない事を示唆します。 

コメント

わいじぇいHS
2011年8月29日22:04

翻訳乙。

>両面カード
ややこしす。神河の反転でいいやん( ´ω`)
ドラフト中、カードの順番自由って、
下家にピックしてほしいカードを一番前にして送ってもいいってことですかね。
合法サイン。ドラフト怖い

D
2011年8月30日8:26

マローがウィザーズ社で作ってるデュエルマスターズの両面カードをインスパイアしたわーってコラム最近書いてるよ。マローのだから日本語公式に載るんでねーの?

Every Two Sides Has a Story

って奴。
D

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索